10代～20代後半まで宝塚に人生を捧げ、その後は国民的女優として活躍している天海祐希さん。
宝塚出身だと知られている天海祐希さんですが、当時の宝塚時代やその人気ぶりを詳しく知らない人もいるのではないでしょうか？
そこで今回は天海祐希さんが作ったと言われている宝塚時代の伝説をリサーチしてみました。
また、人気のあまり過激化してしまったファンについてもご紹介しています。
天海祐希の宝塚時代の伝説とは？
天海祐希さんは1987年に73期生として宝塚歌劇団に入団しています。
高校2年生の頃には宝塚への道を目指すと決め、通っていた高校を中退しています。
天海祐希さんって最終学歴は中卒なんだ！意外だけど夢のために潔く行動していてカッコいいね！
そんな天海祐希さんが残したとされる数々の宝塚時代の伝説をまとめてみました。
- 異例のスピード出世で宝塚に歴史を残す
- 100年の歴史を持つ宝塚歌劇でも掟破りな性格を隠さない
- 退団には6,000人以上のファンが訪れていた
- 男役として人気のあまり漫画セーラームーンのキャラのモデルになる
異例のスピード出世で宝塚に歴史を残す
宝塚歌劇団に入団する前に皆が通う宝塚音楽学校では、入学式で首席だった天海祐希さん。
宝塚音楽学校を受験した時には既に面接官が天海祐希さんの魅力に気がついており、「お母様、よくぞ産んでくださった！」と感嘆したそうです。
そんな歌劇団からの期待値の高かった天海祐希さんは、まさに前例にない記録を宝塚時代に残しています。
▼入団1年目で新人公演で主演を演じる（通常は7年目くらいで出演できるもの）
▼入団してから4年目までの間に6回も新人公演で主演している（回数が異例）
▼「宝塚バウホール」での初主演を入団４年目という異例の早さで出演（通常は7年目くらいで出演できる）
▼宝塚史上最速の入団7年目で月組トップスターに就任（通常は10年～15年かかる）
宝塚にあまり詳しくない方々のためにざっくりと天海祐希さんの宝塚の記録を記しました
先輩を差し置いてこれだけ出世していると、コネや賄賂のようなものがあったのではないかと想像する人もいるかと思います。
実際に当時は天海祐希さんの活躍の場が多すぎて、一部の声では「これは出来レース」と噂が立ってしまうほどでした。
しかし、天海祐希さんのこのスピード出世は容姿や才能に頼ったものではなかったようです。
劇団も、天海祐希という逸材に対して相応の「帝王教育」を施した。いや、期間が短かった分、その密度は余計に濃いものだった。いわば、天海さんは普通のトップスターが通るべき関門を倍速で通過し続けて、トップスターの座についたのである。
出典：yahooニュース
つまり、天海祐希さんは確かに宝塚のトップスターとしての素養は持っていたものの、その分歌劇団からの期待が大きく、短い期間で通常の人が超えるべき壁を倍速でこなしたということになります。
期待されすぎた分、レッスンは通常の人よりも過酷なものだったんだね
結局、そんな状況でも心折れずにトップスターの道を進んだ天海祐希さんの努力や忍耐力が、想像を超えて素晴らしいものだったということになりますね。
100年の歴史を持つ宝塚歌劇でも掟破りな性格を隠さない
100年の歴史を持つ宝塚歌劇団は、一部の人からは軍隊のような組織だと噂されるほど厳しく規律を重んじる風土が残っています。
そんな宝塚歌劇団も天海祐希さんの強さには叶わなかったのか、彼女は在団中に数々のマイルールを実行。
そのまま歌劇団のルールにしてしまうほどリーダーシップのある人物だったようです。
▼男役の髪の毛がハネないようにヘアピンを何十本もつけて固める規則を廃止させる
▼フィナーレでは最初にファンや観客ではなく仲間に手を振る
▼ファン会ならぬお茶会に参加していたファンに対し「テキパキ動きなさい」と説教
天海祐希さんが作り上げたルールは、今の宝塚にいる後輩たちに伝説として語り継がれているのだとか。
相手がどんな者でもおかしいものはおかしいと言える。カッコいいね！
退団では多数の報道陣と6,000人のファンが押しかける
宝塚で数々の伝説を残した天海祐希さんでしたが、トップスターになるとわずか2年で退団宣言をし宝塚界から身を引くこととなります。
なんかもう、それだけで伝説の人たりうる存在だね…。
退団当日には、多くの報道陣だけでなくファン6,000人が集まり天海祐希さんが立ち去る姿をひと目見ようを足を運んだようです。
男役として人気のあまり漫画セーラームーンのキャラのモデルになる
当時大ブームを巻き起こした日本漫画『美少女戦士セーラームーン』に登場する天王寺はるかは天海祐希さんがモデルだと噂されています。
武内直子『美少女戦士セーラームーン』設定資料集に、【はるか、みちるについては「宝塚系」】と書いてあるようなので、恐らく本当の事ではないでしょうか。
天海祐希さんの宝塚時代の男役としての輝きが、他業界にまで広がるというまさに”伝説の人”が起こした伝説と言えそうです。
天海祐希の熱狂的すぎるファンから殺害予告が出た！
女性を中心に多くのファンがいた宝塚時代の天海祐希さん。
中には過激すぎて天海祐希さんの人生を困らせてしまうほどの迷惑行為もあったようです。
▼団員を出待ちし出入り口に人だかりが出来てしまう
▼自宅前にプレゼントが置かれ、たびたび転居する苦労があった
▼隠し撮りや楽屋に侵入されるケースも度々あった
天海祐希さんはそんな過激でルール無視のファンたちに呆れ、「ファンに冷たい」と称されるまでファンとの距離感を意識していました。
トップスターとして活動していたころには自ら出待ち禁止令を作り、ファンに対し一線を引いていました。
退団後も過激ファンは健在
1995年に宝塚界から身を引いて20年ほどたった今でも天海祐希さんの過激なファンは健在していました。
中には天海祐希さんを崇拝するがあまり、天海祐希をイジったネタを披露した芸人に”殺害予告”が来るほどです。
過激なファンから“殺害予告”があったことも明かしていました。天海さんは元宝塚のトップスターで、熱心なファンも多いですからね。“天海さんがバカにされた！”と一部のファンが激怒したんでしょうね。
出典：ピンズバ
また2018年の天海祐希さんの舞台では、天海祐希さんの過激ファンがスタッフとして楽屋に忍び込み、その様子をSNSに投稿してしまった事件もありました。
「私物を盗んだり、荒らしたりすることはなかったようです。ただ、天海さんが飲んだコーヒーを写真に撮って、自分のツイッターにアップしてしまったんです。せめてもの配慮なのか、自分の友達に限定して公開するアカウントに投稿したようですが、友人の1人が公演を主催するTBSに通報し、この件が発覚したそうです」（同・TBS関係者）
出典：週刊女性PRIME
このファンは天海さんの舞台出演を知ってその劇場の清掃員のアルバイトに応募。
完全にやりすぎだね
正規スタッフとして潜り込み、犯行に及んでしまったそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は天海祐希さんの宝塚時代の伝説や過激すぎるファンについてリサーチしてみました。
- 天海祐希は中卒で宝塚を目指し、過去に類の見ない異例の出世で活躍した
- 100年の歴史を持つ宝塚歌劇でも掟破りな性格を隠さない
- 退団には6,000人以上のファンが訪れていた
- セーラームーンの人気キャラクター”ウラヌス”のモデルになったと言われている
- 一部天海祐希の過激ファンが自宅まで押しかけ引っ越しを余儀なくされた
- 盗撮や楽屋への侵入などもあった
- 退団後、天海祐希の舞台にスタッフとして近づき、私物をSNSに投稿された
- 天海祐希さんをイジった芸人に対し、殺害予告があった
最後までご覧いただきありがとうございました！
